ICコントロールユニット 基盤販売&組立説明書 【3】

【 製作に関してのアドバイス 】

(1) 極性の見分け方
今回使用している素材の中で、極性がある具材(取付けに+と−があるもの)は、FET、コンデンサ、ダイオードです。
ダイオードは白い帯がついている方がマイナス(−)になります。
図の記号で三角形の先の方向に白い帯がある方を配置すればOKです。
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同様にコンデンサも白い帯がついている方がマイナス(−)になります。
白い帯がついている足は短くなっているので、これを図面のマイナス(−)の位置に取り付けてください。
FETは文字が刻印されている面に向かって、左から
G = ゲート
D = ドレイン
S = ソース
…です。 上記素材は取付方向や向きに注意してください。
なお、抵抗にもカラフルな色帯がついていますが、抵抗の帯は極性を表しているのではなく、抵抗の容量を表しているものなので、どの向きに取り付けてもOKです。
詳細はgoogle等の検索サイトで、「抵抗の読み方」等と検索して調べてください。

(2) 迂回配線の取付け方
迂回配線を使っているところは2箇所です。各々を連結させられるなら基板の裏面で連結しても表面で連結してもOKです。
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当初、このような迂回する配線を入れたくはなかったのですが、最終出力の場所が固定されているうえ、基板サイズも固定されているため、プリント面(銅箔面)のデザインワークだけではどうしても乗り切ることができず、やむなく迂回配線を使うことにしました。
迂回配線は、ダイオードや抵抗を取り付けた後に残る足で取り付けてください。
配線コードを使う場合は、0.5〜0.75sq程度の太さで十分です。

 

(3) FET取付けのコツ
今回の基板はFETの足を直角に曲げて、FETの背と基板が密着して取り付けられることを前提に設計されています。
FETの足を曲げる場合は、基板に取り付けてから曲げるのではなく、最初にペンチ等で足を直角に曲げてから取り付けるとFETと基板が密着してうまくいきます。
FETには足の太さが途中で変わっている箇所(写真の矢印)がありますので、この位置で曲げるようにしてください。
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基板に差し込んでから曲げると曲げる部分にアールがついてしまうので基板とうまく密着しません。
また、サイズの大きいFETの中には足が堅いものありますので、基板に差し込んでから無理に曲げると基板に亀裂が入ってしまう可能性があります。
その際、足の根本から遠い位置で曲げてしまうと、基板からFETの頭がはみ出てしまったり、「R3」抵抗と干渉してしまう場合があるので注意してください。(仮にそうなったとしても、部品と基盤がしっかりハンダ付けされているなら機能的には問題ありません)
仮に、R3抵抗とFETが干渉してしまう場合は、R3抵抗を取り付けるとき、写真(下)のようにR3の足を長めに残して基盤に寝かせるように曲げればOKです。

 

(4) FET取付けの際の注意
FETには極性がありますので取付けの際は注意が必要です。もっと簡単に言えば、取り付けるときには裏と表がある…と理解してくれて結構です。
FETの文字が刻印されている面を『表』とすると、表面を上にして取り付けるのは写真の3ヵ所です。
特に中央のFETは互いに反対面にして取り付けるの注意してください。
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※ 写真の基盤はプロトタイプ版なので、若干見た目が違いますが、材料の配置は全く一緒です。

 

(5) 黒白−黄黒の取付け方法
コントロールユニットから出てくる配線で、黒白−黄黒の配線がありますが、これは写真のように取り付けてください。黒白、黄黒はカプラのどちらに指してもOKです。
なお、この黄色の配線はヘッドライトのアースなので1.25sq〜2.0sq程度の太いコードにしてください。細いものを使うとヘッドライトが暗くなる場合があります。(III型のみ)
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(6) 配線の取り出し方法
配線の取り出し方法には二通りあります。Ver.4以降の基板は出力配線の位置を工夫しているので、基板からそのまま上に配線を出せば自然にカプラの定位置に収まるようになっています。(図)
配線の片側一列を逆方向に取付け、水平方法に配線を伸ばせば図のように縦型配置することも可能です。
カプラを水平方向に配線する場合は、基板裏に取り付ける配線を間違えないように注意してください。
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写真下はカプラを水平方向に取り付けたときの例です。(白色の板は配線の違いを明らかにするためで特に意味はありません)

ちなみに、やろうと思えばこんなこともできます。

DSCN6462 DSCN6464

 

前述した「(5) 黒白−黄黒の取付け方法」を工夫する必要がありますが、この方法ならかなりコンパクトにできます。

もともとのコントロールユニットのケースに収めることも可能かもしれません。

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