ICコントロールユニット 基盤販売&組立説明書 【4】

【 完成図 】
完成図は写真のようになります。(写真をクリックすると拡大されます)
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配線コードを含めない基板のサイズは横約60、縦約40で、厚みは基板裏のハンダ厚を含めても約9程度になります。

【 よくある質問とその答え 】

(1) 黄黒のコードを黒白から分岐させて取り出す意味は?
III型とその後期型である型には、外見的な違いの他に細かい部分で改善されている点があります。
コントロールユニットも改善されている点の一つで、III型では
『ヘッドライトが完全に開き終わってからライトが点灯』
したのに対し、IV型の場合は
『ヘッドライトが開くと同時にライトが点灯』
するようになっています。
III型の場合はヘッドライトの開閉機構とヘッドライトの点灯スイッチが電気的に連携しているので、開閉機構に故障があった場合、ヘッドライトも点灯しなくなりますが、IV型の場合は開閉機構とヘッドライトが電気的に独立しているので、開閉機構が壊れたとしてもヘッドライトは点灯します(ヘッドライトユニットが開かないまま下向きにライトが点灯する)。
詳しい内部構造についてここでは省略しますが、この黄黒と白黒のコードを繋げるのは、連動しているヘッドライトの開閉機構とヘッドライト点灯スイッチを独立させることを意味しています。
つまり、このICコントロールユニットを搭載したIII型は『ヘッドライトが開くと同時にライトが点灯』するようになります。
こうすることで、今後何らかの理由でコントロールユニットが故障してライトが開かなくなった場合でも、ヘッドライトのon/offにはなんの影響もなく、手動でヘッドライト開けば通常に走行できるため安全なのです。

 

(2) FETの放熱板を埋めてしまっても大丈夫か?
今回製作したコントロールユニットにはFETがいくつか使われており、このFETには素子の上部に放熱板があります。
FETは動作するときに熱を放出しますが、コントロールユニットに使われてるFETが動作するのはヘッドライトのモーターが動いているときだけなので、開くときと閉じるときだけです。
この1秒にも満たない間に放出される熱量はたいしたことないので、FET全体を樹脂で覆っても特に問題はないと考えます。

 

(3) コントロールユニットを本体に取り付ける方法は?
既存のコントロールユニットは結構重量があるため、ヘッドライトユニットの隅にボルト止めされていますが、今回製作したユニットは、中に樹脂を充填したとしてもかなり軽いのでそのままタイラップバンド等で適当なところに固定しても結構です。
見た目をスマートにするのなら、既存のコントロールユニットがあった場所に屋外用の両面テープやマジックテープで固定するという方法もあります。

 

(4) そもそもコントロールユニットは何処にある?
コントロールユニットは、ヘッドライトユニットの右側に取付けられています。(図参照)
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取付けにはフロントカウルを取り外す必要がありますが、フロントカウルを取り外すには、その前にミラー、風防、小物入れ、インナーカバー等を取り外す必要があります。
取り外しの詳細は型のサービスマニュアルを参照してください…と言いたいところですが、型のサービスマニュアルはGSX750E4の追補版というオマケ的な扱いなのでそこまで詳しく記載されていません。

せめてパーツリストでもあればネジの場所が分かるので便利かもしれません。
ドライバやメガネレンチなど、基本的な工具で取り外せるので各自で適当に取り外してください。

 

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