”3型カタナ”とは?

最初に「カタナ」の名を冠するバイクが世に発表されたのは1980年のケルンモーターショーである。(写真は発表時のプロトタイプデザイン)

295 工業デザイナーであるハンス・ムートが率いるターゲット・デザイン社の手による斬新なスタイルと、当時としては最高レベルの走りでファンの注目を集めた。
ヘッドライトを囲む小さなフェアリングは先端が鋭くとがったサイドビューを持ち、いかにも空気を切り裂いて進むと行った挑戦的なムードを醸しだし、盛り上がった大きなフューエルタンクはフェアリングと一体となるラインを構成。
これは一見デザイン優先に見えるスタイリングだが、ライダーの乗車姿勢を追及して生まれたものである。
大きく後退したバックステップとクリップオンハンドルにより、ライディングポジションはスーパースポーツバイクならではの前傾したものとなり、この時、独特なスタイルのタンク、シートなどは違和感なくライディングポジションにフィットすることになるのである。
もちろん、風洞実験などがなされていることは言うまでもなく、小さなスクリーンとともに高速でも安定した操縦性を発揮させ、走行風圧からライダーを有効に保護する空力的にも優れたものとなっている。
あまりにも先鋭的なデザインであったため、誰もこのまま市販されるとは思っていなかった。
それほど当時のバイクのスタイルとはかけ離れた未来的なデザインだったのである。
ところが、多くのファンの予想を裏切り、カタナは1100ccのエンジンを載せて発表当時とほとんど変わらないデザインで翌年の1981年に輸出仕様として販売が始まった。

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ハイギア化?

JOG等のハイギアkitは販売されていますが、ギア用というのはなかなか見つかりません。

ギアはもともと業務用として開発されたものですから、当然と言えばそうかもしれませんが、ギアは販売された年によって動力系の部品が異なっているので、それを利用してハイギア化ができるかもしれません。

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リアブレーキドラム&ホイール

 緒元表を見ればわかりますが、GEARは後期型に変わったときにリアブレーキドラムの直径が110mmから130mmに大型化され、強化されています。
 ですので、リアのブレーキシューを交換する場合や、ホイールを交換する場合は、型式に注意しないとサイズがあわない場合があります。

リアブレーキワイヤー(ケーブル)流用

劣化等により部品を交換する場合、普通「GEAR」用と明記されている部品や、純正部品を探すと思いますが、GEARの場合、同社の原付JOGやBW’Sなどと共通の部品が多いので、それ用の社外製品を探してみると良いかもしれません。
特にJOGはヤマハの純正部品だけでなく、色々な業者から純正同等品が数多く販売されているので同じ部品でも安く買うことができます。
例えば、マフラーガスケットの場合、ヤフオクでGEAR用と表記されている商品が1個で980円だったのに対し、JOG用と表記されているのは2個で440円でした。
海外製品ではもっと安いものがありますが、安心な国内製品の社外品を選ぶならNTB 丸山洋行が有名です

リア ブレーキワイヤーケーブル対応表
純正部品番号 NTB製品 アウター長 備考
GEAR純正 4KN-26351-02 なし 1760mm
JOG Z
JOG ZR ・・・など
3YK-26351-00 BCY-007R 1673mm ギア純正に比べ約8cm短いので届かない
JOG Z
JOG ZR Evo. ・・・など
5BM-26351-00 BCY-020R 1745mm
NTBオーダーケーブル BCY-007 + 100mm 1773mm 消費税、送料別途必要。何mm延長してもベースケーブルの価格を含め料金は5,000円

NTBのオーダーケーブルサービスはNTBの既製製品をベースとしてケーブルの長さをカスタムしてくれるサービスです。
ロングスイングアームや、アップハンドルに改造したとき、既製製品での流用ができない場合に重宝します。

私は、純正の代用品としてNTB製のBCY-020Rを使いました。
純正品と比べ15mm短いですが、ブレーキワイヤーをリアブレーキドラムからハンドルレバーにつなぐとき、なるべく最短距離でとりまわすことで問題なくつなぐことができました。
なお、ケーブルのオーダーサービスについてですが、上記表に記載されている価格は平成22年10月時点での価格です。 今後、いろいろな事情により金額が変動する可能性がありますので、注文する場合は必ず見積もりをさせてください。

リア・ブレーキの制御方式

 ギアは型式によってリアブレーキの制御方式が異なります。
 特に顕著なのはニュースギア(BA50N/NH)で、このモデルは一般的な原付のようにハンドルの左レバーでブレーキをかけるのではなく、右足でフロアのペダルを踏み込むことによってブレーキがかかるようになっています。
 また、パーキングスタンドモデル(BA50S/ST)は、ハンドルの左レバーを握りこむことによってブレーキがかかるのは同じですが、左レバーから延びたワイヤーが直接リアブレーキドラムに繋がっているわけではなく、車体の下、ちょうど足下の位置でいったん中継しています。
 なので、修理等で部品の交換をする場合は型式に注意する必要があります。
 なお、パーキングスタンドを使用しない場合は、同スタンドを取り外し、スタンダードモデルのブレーキワイヤーを使ってレバーから直接リアタイヤにつなぐことで、軽量化が期待できます。