ミニ四駆ジャパンカップ2013北海道大会でのコンデレの様子。
ジャパンカップは実際に見たことはないのですが、youtubeにアップされた動画をみると実際のコンデレでは田宮スタッフ数名に加え、当日現地にいた子供を適当にチョイスして「ジュニア審査員」にして、彼らの投票による審査ということが分かりました。
ここでちょっと驚きだったのは、作品を実際に手に取って、裏側を見たり、場合によっては電源を入れたりして審査する点です。
まぁ、ミニ四駆なんだから当然といえば当然なんですが、プラモ等の「静的」な模型しかやったことない身としては盲点でした。
私はてっきりショーケース等に入れた状態で見せるのかと思っていたら、適当な長い机にエントリーする人がそれぞれ置いていくような感じです。
場合によっては、他人の作品も手に取って見れ・・・ると思います。 まぁ、マナー的にどうかと思いますが、雰囲気的にはたぶん咎められません。
特にジュニア審査員の方々は結構いい加減に取り扱ってますし。(笑)
何でこの点が問題かというと、私は、見えないところは作らない『見た目至上主義』・・・だからです(笑)。
ガンプラの足の裏とか、装甲の裏側とか、エンジン内部とか、コックピットとか見えなければ一切作りません。 以前作ったスコープドックなんかは、キリコ入ってませんから!(笑)
さて、話をミニ四駆に戻すと・・・・
今回作っている六輪のミニ四駆ですが、ベースとなっているMSシャーシのフロントユニットだけもう一個追加すれば良いんですけど、そうするとあまりにも胴長のスタイルになってしまいます。
タミヤ プラモデルファクトリー トレッサ横浜店 「マスター&スタッフの休憩室」から
・・・こんな感じですね。
トレーラーを作るならこれでも良いと思うんですが、個人的にはレーシングカーとしてはちょっと…と思う訳です。
そこで、延長するのは MSシャーシフロントユニット × 1.5 くらいにして、その内側(前輪のすぐ後ろ)にもう1個タイヤをつけるデザインにしたんですね。
こんな感じですね。 デザイン的にはこれで良いんですけど、タイヤの付け方というのが・・・
「だいたいこれくらいかなぁ・・・」というところに・・・・
タイヤを刺す!!!
「どうせオーバーフェンダーなんで見えないし。」 ・・・とうい超テキトー仕様で作ってました! ( ゚∀゚)b
まさに、見た目至上主義!!(笑)
ところが、前述のとおり、審査が手に取ってということになると、裏側もいい加減にはできません。
適当にタイヤを刺しただけというのは以ての外。 観客の失笑を買うのは目に見えてます。(^_^;
さらに、どうもコンデレの様子を見ていると、実際に走行したときの性能も審査の対象になっているような感じです。
つまり、走行上の理にかなった…というか、ミニ四駆として説得力のあるデザインが好印象を与えているようです。
まあ、公式レース大会に出られるまでのパーツ構成である必要はないと思いますし(すでに6輪の時点でアウトw)、実際走るかどうかは別としても、「走ってもスゴそう!」というイメージが重要なようです。
だから、ガイドローラーは必須で、マスダンパー等を適度に加えて行くのも良いかもしれません。
全長が長くなったことに起因するコーナーの走破性能低下を補うため・・・・という理由の、ワンウェイホイールなんかも説得力を向上させるポイントになりそうです。
そんな感じで、初期のシャーシはボツになりました。